食事誘発性熱産生
食事誘発性熱産生というのは、食事をしたあとの消化吸収によるエネルギーの消費です。
食べた後は一時的に体温が上がります。その体温の上昇が食事誘発性熱産生です。
食事誘発性熱産生をアップする方法は
- タンパク質だけ食べる
- よく噛んでから食べる
この2種類ですが、タンパク質だけを食べる事は現実的ではありません。
ですので、食事はよく噛んでから飲み込むようにしましょう。
参考:食事誘発性熱産生
活動代謝
活動代謝は体を動かす事で消費されるエネルギーの事です。
活動代謝をアップするには体を動かす事だけですし、体力の続く限り増やせます。
痩せたい人は活動代謝もアップするよう意識してみましょう。
ですが、活動代謝で使えるエネルギーは多くありません。
- 体重70kgの人が平地で51分歩いて消費するエネルギー
- ごはん160g(1杯分)
これが同じエネルギー量です。
このように活動代謝をアップしようと思っても、なかなかできないのが現実です。
そのため、活動代謝をアップするなら
- ヨガやストレッチで代謝アップのサポートに
- 筋トレをして、基礎代謝のアップを目指す
- 日常生活で体を動かす機会を増やす
以上の3点をやってみてください。
駅でエスカレーターを使わず階段を使うとか、涼しくなったら1駅分くらいは歩く。
デスクワークであれば、できるだけ姿勢を良くしたり、率先してオフィス内を歩き回るような仕事をしましょう。
次は代謝を下げてしまう、間違ったダイエット法をお話します。
代謝が落ちる?ダイエット方法
なかなか痩せられないからといって、極端なダイエット方法に手を出すのは、やめましょう。
- プチ断食
- ライザップ式
- ケトジェニックダイエット
こういったダイエット方法は、失敗すると非常にリバウンドしやすい体になってしまいます。
断食やケトジェニックは代謝が確実に下がる
筋肉が減ってしまうので、代謝が下がってしまいます。
ライザップ式は、ケトジェニックに筋トレを組み合わせる方法ですのでまだマシですが、非常にハードな方法です。
しっかりとライザップに通い、食事管理も正しくやれば大丈夫ですが、できなかった時の反動が大きいです。
自己管理を続けなければいけませんし、お金も必要です。
まずは代謝をアップする方法を根気強く続けてみましょう。
基礎代謝のアップになる日常の習慣7つ
超ハードなダイエットをしなくても代謝のアップをすれば、痩せやすい体に変化します。
これから挙げる事を継続してみてください。
- 起床後は日光を浴び、朝食を食べる
- 朝のうちにストレッチと軽い運動をする
- 通勤時の活動代謝を意識する
- 冷たいものばかり胃に入れない
- 水分をちゃんと取る
- お風呂(湯船)にはできるだけ入る事
- 風呂上りのストレッチ
以上7つを続けていると、基礎代謝が改善します。
ですが、基礎代謝の底上げまではできないので、筋トレを2~3日に1度やりましょう。
参考に下記記事をご覧ください。
【目的別】最適なトレーニング頻度や強度とは?目的別に解説します
【まとめ】代謝のアップには筋トレが最適
代謝の最大値を上げられるのは筋肉を増やす事だけです。
基礎代謝や食事による代謝、活動代謝の大半は限界があります。
ですが、筋肉だけは増やせば増やすほど基礎代謝を上げられるので、ダイエット効果が非常に高いです。
ヨガやストレッチも代謝のアップにつながりますが、あくまでも代謝しやすくなるくらいで、底上げにはなりません。
筋トレによる筋肥大 | 代謝の底上げドーピング |
その他の代謝アップ法 | 代謝が正常値になる |
このように分けて考えてください。
もちろん筋トレまでしなくても活動代謝(運動)をしっかりやれば、痩せやすい体に変化します。
ですが、筋トレによる活動代謝の発生と、基礎代謝の底上げが非常に効果的ですので、ぜひ筋トレもやってみてください。
これさえやれば間違いない!運動メニューでオススメの筋トレメニューと、正しいやり方を紹介しています。参考にどうぞ。
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