オールブラックスが対戦前にする「ハカ」なぜNZ代表だけがするのか

シルバーファーンはシダ植物の一種

ニュージーランド代表が付けているシルバーファーンは、シダ植物です。

シダ植物というのは

  • 葉や根を持つ
  • 花が咲かない
  • 種を作らずに増える

このような特徴があります。

ですので目立たない植物と言えます。

では、なぜそんな植物がシンボルとなったのか・・・それはシルバーファーンの特徴にあります。

シルバーファーンの特徴

シルバーファーンの特徴

引用:ギンシダ-うちなー通信

これがシルバーファーンです。

葉の裏側が、このように白くなっています。そんな特徴から「銀シダ」と呼ばれてます。

ただ白いだけではなく、暗い中では自ら発光するそうです。

シルバーファーンに込められている意味

暗い中でも発光するシルバーファーンは、夜中でも道しるべとなります。

昔からマオリ戦士たちが夜に戦いへ行く時に、このシルバーファーンを地面において、後続の人たちが迷わないようにしてました。

そして、最後尾の人は自分が通る時にシルバーファーンを表面へ返します。

こうすれば目印がなくなり、他の人たちに行き先がバレません。

このような使い方をしていた事からシルバーファーンは「Go foward」前に進めという意味がありました。

ですので前に進むラグビーで採用されることとなりました。

ニュージーランドでは、あらゆるスポーツに採用されてますけどね。

  • サッカー
  • バスケット
  • クリケット

以上の競技のニュージーランド代表シンボルマークはシルバーファーンです。

ニュージーランドの国章にもあるシルバーファーン

ニュージーランドの国章にもあるシルバーファーン

引用:ニュージーランド-Wikipedia

ニュージーランドの国章はコレです。

編集は法律の都合上できませんので、説明します。

中央の盾の下部にある植物がシルバーファーンです。

このようにニュージーランドではシルバーファーンがあらゆる所に使われてます。

国章ってのは国旗とは別に国が指定している「国を象徴する紋章」

ちなみに日本の国章はハッキリと決められてませんが、十六菊だと言われてます。パスポートに付いてますね。

まとめ・オールブラックスのハカやエンブレムに込められた意味とは

ハカは試合前に行われる儀式のようなもので

  • 闘志を高めるためのもの
  • 結束を高めるためのもの
  • 相手への敬意を示すもの

このような意味があります。

オールブラックスのエンブレム「シルバーファーン」はマオリ族が昔から使っていた真夜中の道しるべ。

そこから「前に進め」という意味が込められてました。

ラグビーは体を張って前進する競技ですのでピッタリでしょう。

仲間と共に誇りをかけて戦う姿は、ラグビーファンのみならず世界中から愛されてますね。

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