自分でできるブライダルダイエット。食事管理のコツ
ダイエットといえば運動と思いますが、食事の管理をミスすると100%失敗します。
その理由は
運動で100kcal消費するより、食事で100kcal減らす方が簡単だからです。
- 52kgの人が散歩25分で98kcal消費
- お茶碗、半分弱のご飯で100kcal
どうでしょう?食事を少し抑えるだけで、運動して消費するエネルギーよりも多くのカロリーをカットできます。
食事管理で気を付けるべきこと
食事をカットすると、みるみる体重が落ちます。
ですが、ついやり過ぎてしまう人が居て、リバウンドするか病気になってしまう2パターンが多いです。
そこで気を付けてほしい事は5つ。
- カロリー制限をやりすぎない
- タンパク質を意識して食べること
- 炭水化物と脂質は少し控えめに
- 最低3食に分けて食べること
- お酒はできるだけ控える
理由を簡単にまとめます。
- 制限しすぎると代謝が低下して太りやすい体になる
- タンパク質は必要なのに不足しやすい
- 炭水化物と脂質はエネルギー効率が良すぎる
- 食事の間隔を開けすぎると栄養を吸収しすぎる
- お酒はむくみや暴食の原因になる
ですので以上の5つは気を付けるようにしてください。
運が悪いと、お腹に傷が残る手術が必要になる事もあるので、無茶なダイエットはやめてください。
むくみのセルフ解消方法はこちら→カリウムの多い食材を食べて”むくみ”を防ごう
1日に摂るべきカロリー量を把握しよう
ダイエットに失敗しないコツは、カロリーの管理です。
いくらバランス良く食べているつもりでも、食べ過ぎたら意味がありません。
自分に必要なエネルギー量を知り、どれくらい食べて良いか知る事が、ダイエット成功のカギです。
まずは自分の基礎代謝を計算してみましょう。
女性の基礎代謝基準
18歳~29歳 | 22.1 |
30歳~49歳 | 21.9 |
以上の数値に自分の体重を掛け算すると、基礎代謝が出ます。
次に身体活動による代謝量を計算しましょう。
レベル1 | レベル2 | レべル3 | |
18歳~29歳 | 1.5 | 1.75 | 2 |
30歳~49歳 | 1.5 | 1.75 | 2 |
レベル1 | 生活のほとんどが座りっぱなし |
レベル2 | 座りが多いが、移動や作業、通勤や家事、軽いスポーツ等している |
レベル3 | 移動や立仕事が多い。もしくは活発的に運動をしている |
基礎代謝量×身体活動の数値(1.5~2)で、1日の総必要エネルギー量が出ます。
- 25歳女性
- 体重52kg
- 活動レベル2
この場合は
これより多くのカロリーを摂ると太り、少なかったら体脂肪が減ります。
食事制限で失敗する方は、この計算を面倒くさがってやりません。
結婚式でドレスを綺麗に着こなすためにも、頑張りましょう。
目指すカロリー量のライン
背中や二の腕、お腹の脂肪を減らすには正しい食事制限が必要です。
極端に食事量を減らした場合、こんな事が起こります。
- 体が低燃費モードに入る
- 基礎代謝が低下する
- 一時的に痩せても、それ以上痩せない
そしてリバウンドしやすくなります。
結婚式のために一時的に痩せるのではなく、今後の事も考えてダイエットした方が、より健康的な生活を送る事ができますよ。
では結論です。
目標ラインは、1日総消費カロリーの90%としましょう。
90%以上減らさないようにしてください。
これ以上のカロリーを摂るようにしてください。
上限はありません。
ですが、食べ過ぎないように気を付けましょう。
PFCバランスを整えよう
PFCというのは3大栄養素のことです。
- Protein(たんぱく質)
- Fat(脂質)
- Carbohydrate(炭水化物)
炭水化物は1日の摂取量の最低ラインがおよそ決まっていて、250~325gは必要です。
参考:炭水化物の働き・摂取目安量を解説。多く含む食べ物や糖質との違いを紹介
そしてタンパク質の量は、体重1kgあたり1gは必要です。
つまり、体重52kgの場合は52gのタンパク質を摂りましょう。
食材のタンパク質の量は、だいたい以下の量です。
肉や魚 | 片手に乗る量 | 20gほど |
卵や豆腐など | 1食分 | 7gほど |
残りは脂質ですが、脂っこい食べ物ばかり食べなければ、気にする必要はありません。
余裕でカロリー制限ができます。
料理があまり得意でない方は、コンビニ飯でもダイエットに最適なものを選ぶことで、手軽に食事を済ませられます。
>>【コンビニ飯でダイエット】おすすめ商品紹介!タンパク質がポイント!!
食べ過ぎてしまった場合は、こうしよう
ついついイベントや気の緩みで、食べ過ぎてしまう事はあります。
そんな時は、翌日に食べる量をしっかり抑えましょう。
結局はカロリーの収支さえ合えば、ダイエットは上手くいきます。
ですので「食べ過ぎたらどうしよう」「食べ過ぎないように気を付けないと」と、常に不安になる必要はありません。
ダイエットも短期間で成功しないように、太るのも長期間の生活によるものです。
食べ過ぎたら、翌日の摂取カロリーを落として帳尻を合わせましょう。
サラダは正義?実は、そうとは限らない
ダイエットのためにサラダを食べる人が居ますが、正解とは限りません。
- 野菜も大切だけど、それだけじゃダメ
- オイルドレッシングも使おう
- 水溶性食物繊維も食べよう
サラダは満腹感を得られやすく、ビタミンの補給、食物繊維の多さからダイエット向きと言えます。
ですが、サラダばかりではバランスの良い食事は成り立ちません。
茹でた鶏の胸肉や、ササミを混ぜたり、生ワカメやオクラも食べましょう。
ビタミンには水溶性と脂溶性があって、吸収を促すためにもノンオイルドレッシングばかり使うのはもったいないです。
特にビタミンAやビタミンKは野菜からも摂れるビタミンで、油に溶ける性質なのでオリーブオイルなどをかけて食べましょう。
ビタミンA | ビタミンK |
---|---|
ニンジン | ブロッコリー |
モロヘイヤ | モロヘイヤ |
ほうれん草 | 小松菜 |
春菊 | ほうれん草 |
小松菜 | ワカメ |
水溶性食物繊維は、腸内環境を整える働きがあります。
ゴボウやキャベツなどのザ・食物繊維とは全く違う働きをするので、海藻などもぜひ食べて下さい。
不溶性 |
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---|---|
水溶性 |
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参考:食物繊維の分類と特性
以上が食事管理のポイントです。
細かい事を色々と言いましたが、大切な事だけ言うと以下の3つ。
- ある程度は食べる事
- バランスの取れた食事をすること
- 1日カロリーオーバーしても大丈夫
次は運動です。
ブライダルダイエットでは、通常のダイエットとはまた少し違う内容となってます。