【TOKYO2020FC 】東京都社会人リーグ2部 第4節!VS FC.PHOENIX 5/15

試合内容「後半」

FC.PHOENIXにチャンスを作られるシーンはあるが決定的なシーンは作らせずに対処は出来ているし、TOKYO2020FCも多くのチャンス作っていたので早く追加点は欲しい気持ちはあるが焦らず試合を運んでいた。

チャンスは作るものの追加点を奪えないTOKYO2020FCはメンバーを変え始める。

右サイドハーフの斉藤に変えて横内大明を投入し、横内をボランチとして新谷虎鉄を右サイドハーフに変更した。

しかし次第に攻められる時間が多くなっていく。

深い位置まで攻め込まれ、ボールを奪っても孤立している加藤のスペースへパスを送るが五分五分のパスの為にすぐに失うシーンが増える。

攻め込まれるシーンが多くなり相手に決定的なシーンを作られてしまいペナルティーエリア内のキーパー死角からコースをついた完璧なシュートを打たれてしまう。

誰もが失点をしたと思ったシュートをキーパーの桐林海生がスーパーセーブを魅せピンチを救った。

前半から何度もピンチを救ってきた桐林が再びチームの絶対絶命のピンチを救った。

 

続いて前半から孤立するシーンが目立つ中でもボールを納め活躍していたFWの加藤に疲労が見え始め交代を余儀なくされる。

得点はなかったが常に顔を出し、体を張って攻撃の起点となっていたしスペースへのパスも納まっていたのは加藤の活躍が非常に大きく本日のMVPと言っても良い活躍を見せた。

加藤に変えて鯉沼を投入したがすでに試合終了まで10分を切っていた。

後半残り5分のところで立て続けに攻め込まれディフェンスラインが崩れたところへ絶妙なクロスを放り込まれついに失点してしまう。

すでに1敗していて勝ち続けるしかないTOKYO2020FCにとっては絶望的な失点である。

加えて攻め込まれながらもなんとか凌ぎ続けてきたTOKYO2020の選手は疲労困憊な状況の終了間際に失点をしてしまった一方で、

FC.PHOENIXの選手は完全に勢いに乗り今にも逆転しそうな展開となった。

人数を掛け勢いよく攻めてくるFC.PHOENIXの攻撃をなんとか凌ぎながらロスタイム(アディショナルタイム)へ突入する。

ここで完全に前掛かりとなった相手の隙を付いた。

右サイドから短いパスで丁寧に繋ぎ左サイドハーフの大竹へ繋ぐと左ペナルティーエリアの角付近からニアサイドへ強烈なシュートを見事に決めた。

誰もが引き分けと思った試合を見事に勝利へ導く値千金のゴールに全員が歓喜した。

そのまま試合は終了し苦しみながらも勝利を掴んだ。

 

 

総括

非常に苦しい試合を全員の活躍で乗り越えた素晴らしい戦いだった。

最後に得点を決めた大竹は初出場ながら得点以外にもチームの要となる攻守に渡る活躍を見せてチームに欠かせない存在となった。

ディフエンスラインは何度も良い形で攻め込まれる中でも決して集中力を切らさず安定したプレーで何度もピンチを凌ぐ素晴らしい活躍だった

追加点を取れなかった事が自分たちを苦しめたが何よりこの試合に勝利出来たことがチームにとっては非常に大きい。

次に繋がる大きな勝利である。

また、初出場の選手が大きくチームに貢献する活躍を魅せた事で大きくチームのレベルは上がっているし選手層は非常に充実している。

その反面スタメン争いは激しくなり、全員練習を行う機会がない社会人チームとしてはアピールの機会が少なく今後のメンバー選考や起用方法にも注目である。

 

最新情報をチェックしよう!