【TOKYO2020FC】東京都社会人2部リーグ第3節 VS T.F.S.C 4/24

東京都サッカー社会人リーグ2部Bブロック、第3節T.F.S.C戦がZOZOパークで行われた。

T.F.S.Cは昨年度の成績を5位と好成績を収めているチーム。

第2節のFLUTTOーFLUTTO戦は0−2の敗れているTOKYO2020FCは昇格へ向け負けられない戦いであると同時に敗戦からの立て直しに向け重要な一戦であった。

■試合内容

前半からなかなかペースを掴めずあまり良い試合運びが出来ないTOKYO2020FC。相手にチャンスを作られる場面も何度かあった。雨の中試合が行われた事もあり思うようにボールが繋げず失い方の悪さが目立った。

徐々にペースを掴むもビックチャンスは作れず膠着状態が続いた。やはり起点となっているのは左サイドで良い連携からチャンスを作り出していた。冨江皓、長岡克憲、小川一矢のパス回しから相手の隙を作るがFWの抜け出し等がなくチャンスに繋がらないシーンも目立った。

2度、絶好の位置からの直接フリーキックを獲得したが冨江の放ったシュートはいいコースへ飛んだもののキーパーの好セーブに阻まれた。

今回もフォーメーションは今季から採用している3−4−3とし、3バックの熊谷隼人、稲葉将、横井創は終始安定した守備で大きなチャンスを作らせなかった。

キーパーは桐林海生が初出場したが安定したプレーと的確な指示で存在感をアピールした。

 

後半も選手交代はなく前半同様の布陣で挑んだ。長岡、横内大明、小川、斎藤拓哉と大きなチャンスを作るも得点へは至らずチャンスは何度か作るが苦しい状態が続いた。

そんな中、初スタメンの横内がディフェンスと競り合いながらもドリブルで持ち出し貴重な先制点を決めた。

先制後も試合のTOKYO2020FCの優勢は変わらないが大きく流れは変わらず追加点を奪えずにいた。そこでFWの横内に代え根本樹を投入しすぐにMFの新谷虎鉄に変えて長身FWの風戸耀を投入しした。

しかし追加点は奪えず試合終了。1点を守り切り勝利出来た事は喜ばしいが、前回の敗戦を考えると得失点差も視野に入れて追加点は欲しかった試合であった。

試合内容も決して良くはなく改善が必要な点が多く、勝利したが課題の多くの残る試合となった。

■評価出来る点

新加入選手の活躍はチームにとって非常にプラスである。

まだ試合に出場していない非常に実力のある選手がいるので今後に期待である。

また、試合を無失点で終えた事は非常に評価出来、なかなか追加点を奪えない厳しい試合を勝ち切った事は何より良い点と言える。

■改善点

得点力不足はやはり最大の改善ポイントである。パス回しから崩しの形があまり作れていない事とFWが絡めていない、有効な動き出しがないのが課題である。

パス回しもまだまだレベルが低く一部でうまくいっているだけにすぎない。多くの選手が絡む事、どんな場面や環境でも繋げる連携作りが必要である。

選手同士の理解が深められておらずテンポが遅いのが現状である。

■今後について

第3節を終え、監督が代わるという転機を迎えた。今シーズンは新監督の指揮の元、3−6−1(3−4−3)のフォーメーションで戦ってきたが、4/30の練習試合では昨シーズンと同様の4−1−4−1のフォーメーションで戦った。

試合結果は13−1と大差をつけて勝利し多くの選手が活躍した。

監督が変わり、フォーメーションが変わり、多くの新加入選手がいる状況で迎える第4節は大注目な一戦となる。

5/15に18時頃からレッズランドにて行われる予定となっている。

 

 

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