東京都社会人リーグ2部 VSプログレッソ東京
2022年、サッカー東京都社会人リーグ2部の初戦が3/27に行われた。
Bブロックに所属するTOKYO2020FCは昨年3位のプログレッソ東京と対戦し、結果は3−0と勝利し上々の滑り出しとなった。
■試合内容
やや強風のナイターで試合は行われた。会場はレッズランドの人工芝グランドで滑りやすいグランドだった。
TOKYO2020FCは前半に勝負を決めようとコイントスで選択権を得たので風上を陣地として選択した。
この選択が功を奏し前半は一方的な展開で主に左サイドからの攻撃を中心に組み立て何度もチャンスを作った。
試合が動かしたのはコーナーキックだった。冨江から非常に精度の高いボールが上がるとフォアサイドで待ち構えていた加藤がヘディングで押し込みTOKYO2020FCが先制。
完全に試合の流れを掴んだTOKYO2020FCは中盤で余裕も生まれた。
小川のロングボールから斎藤がチャンスを作るも惜しくもゴールはならず。
その直後、再び小川のロングボールに加藤が走りこんだがボールは更にその裏のスペースに走り込んでいた長岡へ繋がる。フリーでボールを受けた長岡は冷静に左足でゴール右隅へ決め追加点。
長岡はデビュー戦にして得点を含む素晴らしい活躍を見せた。
|
その後もチャンスは続き再びコーナーキックのチャンス。先ほど素晴らしいアシストを魅せた冨江が今度は直接ゴールへ入れて見せた。
完璧なゴールとTOKYO2020FCにとっては前半に試合を決める3得点目となった。
後半は陣地も変わり前半に比べると攻め込まれる機会は増えた。しかし本日もディフェンスラインは非常に安定しており稲葉、熊谷、横井のスリーバックは決定的なチャンスを作れらせなかった。
選手交代や疲労から更に攻め込まれる展開となり二度、ミドルシュートから危ない場面があったがキーパー菅原のファインセーブもあり無失点で試合を終えた。
■良かった点
まずはリーグ初戦という難しい試合の中、早い時間に得点出来た事は何より良かったと言える。
そして今年から取り組んでいるディフェンスラインからのビルドアップも少しずつ形になっていると感じた。前線の選手の連携も格段に良くなり中盤まで繋いだボールをチャンスに発展させられる機会が大幅に増えた。
■改善点
後半攻め込まれた点はやはり改善が必要である。得点を許せば試合の流れが相手に傾き追いつかれる可能性は十分にあった。
疲労や相手のシステム変更、こちらの選手交代が主な原因だが社会人リーグを戦う上で必ずメンバーが揃う保証はないのでチームの層を厚くしていく事、どんな相手にも対応出来る柔軟性は必要である。
■今後の活動
初戦に勝利したが残り14試合あり厳しい戦いになることは必至である。
時節は4/10に行われるが対戦相手は昨年度2位のFLUTTOーFLUTTOで、昨年度の実績からは最も強敵である。この試合に勝利すれば昇格へ向けて大きく前進する大事な試合である。
4/3に練習試合を行うのでメンバー争いとチームのレベルアップの為に有意義な時間にしたい。