【TOKYO2020FC】 2022年マッチレポート 2/13 VS 品川CCセカンド

クライツクカップ第2戦!!!

対戦相手は今季、社会人神奈川県リーグ1部に所属する品川CCセカンド。

試合は雨の中行われたがTOKYO2020FCは昨年のスタメンが大方揃い、万全で挑んだが1−3で敗れた。

 

■試合内容

前半は終始、品川CCセカンドにボールを支配され攻め込まれる苦しい展開となった。

ディフェンスラインから繋ごうとする意識はあるがすぐに奪われてしまう事が目立った。反対にボールの奪いどころが定まらずに何度もチャンスを作られていた。

特にトップ、サイドハーフ、ミッドフィルダーの選手のプレス(ボールを奪いに行く行為)が甘く、なんとかディフェンスラインで凌いでいる状況であった。相手のボールを保持している選手に対してのプレッシャーが甘く相手にっとってチャンスになる位置の選手のパスを出されていた。

開始早々からその状況は明らかで改善を試みるも連携不足、経験不足もありうまく改善はされなかった。

ディフェンスラインは大きなチャンスを作らせず凌いでいたが前半終了間際にセットプレーから失点を許してしまう。セットプレーからの失点は悔やまれるが、それ以前に前半の問題点は山積みだった。

しかし得点差は0ー1、まだまだ巻き返せる。前半の反省を踏まえ監督より改善点と戦い方を伝えられ後半戦へ挑んだ。

しかし開始早々に失点をする非常に苦しい展開となった。その後は改善策により前半に比べればボールを支配する事が出来たが、それでもなかなか大きなチャンスには結び付かなかった。

 

前半同様に自陣でのプレーが多かったが徐々に敵陣にも攻め入り少ないチャンスからPK(ペナルティーキック)を獲得した。落ち着いてPKを決め1ー2と反撃を開始した。

しかし1点返したとは言えなかなか主導権を握れず攻め込まれている展開に痺れを切らしたTOKYO2020FCベンチは選手交代に加えてフォーメーションチェンジを試みた。前半から4ー1ー4−1でフォーメーションを組んでいたが3ー2ー3ー1とした。

しかし後半開始と同様に交代直後のワンプレーで失点を許し3ー1となる。

その後も相手のペースで試合は続き3−1のまま試合は終了。TOKYO2020FCにとっては同等、または格上の相手に対しての戦いに対してあまりにも経験不足で改善が必要かを思い知らされる試合となった。

 

■良かった点と改善点

良かった点は主導権を握られる試合展開の中でどのように戦うか、経験出来た事が何よりの収穫である。試合内容からすれば明らかに格上の相手でチーム力の差は歴然であった。リーグ戦を前にこの経験を出来た事は大きな収穫になった。

改善点としてはチームとしての対応力や結束である。試合の内容としては2−8くらいに相手に支配されていたが個人個人が通用していなかった訳ではない。社会人チームとしては永遠の課題だが練習に来れない選手が試合に出る事もあり、コンディショニング不足により運動量に欠ける選手もいる。

力の差はあり劣勢だったとはいえ前半のセットプレーの失点っから後半開始早々のワンプレーからの失点は非常に悔やまれるし改善しなければならない。

味方のコンディションやその日のメンバー、相手との力の差、試合展開を見極めて戦う必要がある。

 

■今後の活動

公式戦、準公式では格下の相手を相手にする事しかなかったTOKYO2020FCにとっては今までの課題とは別の課題が見えた。今までは個々の部分での課題がフォーカスされてきたが東京都2部という高いレベルを戦うにあたりチーム力が試される。

練習や試合中にコミュニケーション、チームとしての方針を統一するなどリーグ戦開幕まで1ヶ月程しかないチームにとっては期間が余りにも足りない状況である。

しかし1人1人の意識次第では決して東京都2部優勝は不可能ではなくむしろ必ず手に出来る。

クライツクカップもまだまだ続くので改善に向け良い機会にしていきたい。

 

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