招待試合のクライツクカップに参加したTOKYO2020FC。
初戦の相手は埼玉県社会人リーグ1部のCALIENTE KUMAGAYA。
2−1と初戦を勝利で飾った。
■試合内容
TOKYO2020FCは低い位置ではボールを回せるが高い位置にはあまり運べずにいた。ピンチは少ないが劣勢が続いた。特に左サイドが崩される場面が目立った。
前線からハイプレスを掛けるも奪えない状況が続き守備の連携に課題が見えた。
前半残り僅かのところでTOKYO2020FCのショートカウンターから先制点を奪う。
後半はお互いにメンバーを変えた為に試合展開は変わっていった。TOKYO2020FCは段々と中盤でもボールが落ち着かなくなりディフェンスラインでボールを奪われるシーンも見られた。
そんな中、TOKYO2020FCは追加点を奪うが、得点者が得点時の接触プレーにより負傷交代というアクシデントにも見舞われた。
その後、キーパーへのバックパスを相手に奪われるという致命的なミスから失点し2−1の展開。
その後は均衡状態が続きそのまま試合終了となった。
■良かった点と改善点
まずは良かった点だが得点を奪えた事は収穫である。ボールを支配していても得点に繋げられない試合が多かったので進歩が見られた。
しかし反対にチャンスを多く作れていない点は改善が必要である。低い位置でしか繋げずFWがボールを失う、または受けれない機会が非常に多い。もちろん原因はFWだけではなく繋ぎ方やサポートの位置にもあるだろう。少ないとはいえうまくいっているシーンもあるので回数を増やしていきたい。
合わせて繋ぐ意識からかサイドチェンジを含めた大きい展開がなく大きなチャンスを作れずにいた。相手の背後へのロングパスやスルーパスの機会を増やす事も今後は必要になる。
守備に関しても改善点はあり冒頭にも記載したが連動が出来ていなく強くプレスを掛けにいっても剥がされていまうシーンが目立った。プレスを掛け始める位置や相手を追い込む位置を統一して全員が連動する必要がある。
今までは1対1でボールを奪えていたので見過ごされていたがレベルが上がるにつれて組織でボールを奪う動きが必要となる。
■今後の活動
新加入選手も続々と参加しており切磋琢磨している。毎週末試合が行われるので強化には非常に重要な時期である。
また、リーグ戦の開幕が恐らく3/27になるとの情報もありよりモチベーションは上がっている。
個のレベルアップとチームとしてのレベルアップに期待したい。