全国高校ラグビー大会「花園」の名勝負集!!!!
高校生ラガーマンが活躍する全国高校ラグビー大会が、毎年12月末から翌1月の始めにかけて大阪府東大阪市の東大阪市花園ラグビー場で開催されます。
選手たちは、この日のために血のにじむような練習を積み上げてきます。その死闘の中でも、観客を圧倒し熱中させる名勝負と言われている試合があります。
どのような名勝負が過去に繰り広げられていたのかを紹介していきます。
名勝負①:伏見工業高校vs大阪工業大学高校
この試合は、80年代のテレビドラマで今は名作と言われている「スクールウォーズ」の元になった試合です。
名勝負をみると、「スクールウォーズ」のオープニングを思い出すという人もいるのではないでしょうか?
のちに、ミスターラグビーと言われる名プレーヤーが出場していたという意味でも、伝説といえる闘いといえるでしょう。
伏見高の監督は、弱小チームだと言われていたラグビー部員たちを一から鍛えあげて、この試合にまでつなげてきた名監督でした。
大阪工大高の監督もまたとても熱血あふれる監督だったので、この試合は高校ラグビーに残る最高の試合だったと言えるでしょう。
この試合展開は「スクールウォーズ」の最終話で見事に描かれているので、関心のある人はドラマ「スクールウォーズ」をみることをおすすめします。
『信は力なり』と試合が終わった後に監督役の山下真司さんがこの言葉を発言しています。この言葉は、ラグビーに関わらずすべての物事につながっているとても愛のある言葉です。
言葉の力は、花園をめざしているすべての高校生にエールを届けることができるでしょう。
名勝負②:伏見工業高校vs北野高校
この闘いは、満員となり観客がタッチラインまであふれるという今までなかった注目されていた試合です。
この試合は、のちに「花園が燃えた日」という一冊の本にもなった伝説の試合ともいえるでしょう。
点を両校が、とりあっていくという互角の試合展開を見せていきます。イメージトレーニングで試合展開を探求し、チーム皆の意識が統一されていたことが大きなミスにつながるという試合でした。
いわゆる『こうなるという決めつけや思い込み』を選手全員が持ってしまったことで、相手に隙を与えてしまった試合です。
闘いとは、最後までわからないという教訓を教えてくれた名勝負の一つでしょう。
- 1
- 2