ディップスとは、筋トレの中でも定番の種目の一つで、主に胸の筋肉である大胸筋を鍛える種目です。また、上腕三頭筋も鍛えられるため、「上半身のスクワット」とも呼ばれています。
しかし、正しいフォームを守らない場合は肩や腕に負担がかかるため怪我につながりかねません。
そこで、本記事ではディップスについて、正しいフォーム、注意点や効果、鍛えられる部位、おすすめのトレーニング方法などを詳しく解説いたします。健康的かつ効果的な筋トレを目指す、あなたの参考になれば幸いです。
ディップスの正しいフォーム
ディップスを行うときは肩の角度、体幹の位置、グリップ幅など、このエクササイズを行う際に考慮すべき点がいくつかあります。
肩は柔軟性と可動性を維持し、肘は出すことを念頭に置いてください。エクササイズを始める前に、まずは重りなしでエクササイズを試してみることをお勧めします。
ディップスの正しいやり方は、胸を張って45度の角度を保ちながら、体を直立させます。背筋を伸ばしたら、肘は少し曲げる必要がありますが、胴体は腰が曲がらないようにします。腰を落とすときは、体幹は後ろに倒し、腰はスクエアに、つまり膝は曲げないようにします。これがディップススタートポジションの正しいフォームです。
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ディップスを行う際の注意と効果
ディップスは素晴らしいエクササイズになりますが、体の重さやバーにかかる重さによって、個人差が出やすいということを念頭に置いておく必要があります。このエクササイズを間違って行うと、痛み、関節の不安定さ、筋肉痛のリスクが高まります。さらに、ディップエクササイズは、重いウェイトを使ったり、レップ数を多くしすぎたりして、負荷をかけすぎないことが重要です。将来的にも潜在的な怪我につながる可能性があります。
しかし、正しく行えば、ディップスは、特に上腕三頭筋、胸、肩の筋力をつけるための大きな効果があり、肩関節の安定装置である肩甲骨の筋肉を強化することができます。この安定性の向上は一般的な怪我の予防にも役立ちます。
ディップスで鍛えられる筋肉の部位
ディップスでは、「上腕二頭筋」「上腕三頭筋」「胸」「肩」「裏筋」「背中」など、エクササイズに使用する主働筋と副働筋の両方を活性化させることができます。
正しいフォームを保ち、怪我のリスクを減らすために、最初は軽い重量または自重のみでエクササイズを行うことが重要です。徐々に上達させ、フォームは常に一定であることを意識してください。
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ディップス 結論
ディップスは、筋肉を強化し、筋肉量を増やすのに最適なエクササイズになります。しかし、より安全で効果的なトレーニングを行うためには、正しいフォームを心がけることが重要です。
また、最初は軽いウェイトを使用し、肩の角度を45度に保つ必要があります。ディップスは、筋力をつけたい人、筋肉量を増やしたい人にとって、正しく行えば素晴らしいエクササイズとなるはずです。