断食中に運動と聞くと、してもいいんだ!?と思う人も居るでしょう。
確かに断食中は栄養不足なので運動はやり過ぎると、良くありません。
ですが、やり方を間違えなければ、とても効率よくダイエットできます。
では早速、断食ダイエット中にピッタリな運動をお教えしましょう。
断食ダイエット中の運動は、必ずコレをして
結論から言いますと、有酸素運動です。
断食ダイエット中は激しい運動をしてはいけません。
ケガしやすかったり、体へのダメージが大きいので危険です。
断食中の運動は、この3つから選ぼう
- ウォーキング
- ストレッチ
- ヨガ
これじゃなきゃダメとは言いませんが、この程度の軽い運動にとどめましょう。
理由は3つ
- すぐに脂肪が燃えてくれる状態だから軽い運動でOK
- 栄養不足なので、激しい運動はダメージが大きい
- 力が入りづらく、筋トレの効果が望めない
ですので筋トレなどの激しい運動をせずに、有酸素運動で良いのです。
断食中の運動で気を付けること
断食ダイエットしながらの運動で注意することは2つ
- 運動を頑張りすぎないこと
- 水分補給をより気を付けること
断食中の運動はほどほどに
体は栄養不足の状態です。
そんな状態で運動をやり過ぎると、どうにかしてエネルギーを作ろうとムチャクチャしてしまいます。
ですので、運動はほどほどに。長くても30分までにしてください。
1日10分でもOKです。
理由は簡単で、空腹時なので血糖値がすでに低いから。
すぐにエネルギーにできる糖が体にないので、運動を少しでもすれば脂肪からエネルギーを作ろうとしてくれます。
ですので、断食中の運動は頑張らなくても良いのです。
水分補給はこまめに
断食中は水分だけは摂っているつもりでも、必要な量に達していないことがあります。
なぜかというと、食事からも水分を摂っているからです。
ですので、意識して水を飲んでいないと水分も不足していることが良くあります。
そんな状態で運動をするので、脱水症状を起こしやすいです。
だから水分補給は普段よりこまめに行いましょう。
断食ダイエット中は運動をしなくてもOK
断食ダイエットは、運動もセットで行うととても効率良く痩せることはできます。
ですが、無理に運動をしなくても大丈夫です。
断食中はただでさえ体の状態が万全ではないので、無理に運動をするとケガをしてしまいます。
そもそも運動で消費するカロリーより、生命維持のカロリーの方がはるかに大きいので、運動までしなくても痩せるのです。
ダイエットで断食と運動、どっちが結果が早い?
こんな質問もあったので、同じ記事で回答します。
答えを言いますと、断食です。
断食の方が早く結果が出ます。ですが、断食にはリスクがあるので短期間だけならOKです。
どうしても来週のイベントまでに、着る服が他にないから・・・
そんな一時的な理由であれば断食でも良いですが、ダイエット目的の断食はやめてください。
断食と運動、なぜ断食の方が結果が出るのか
それは太る原因のほとんどが食事の食べ過ぎだからです。
食べなければ、体重を減らすことは誰でも簡単にできます。
- 運動の消費カロリーは少ない
- 食事は簡単に4桁カロリーを超えられる
- 食事をすれば、食べた分体重が増える
ですので、断食ダイエットは簡単に結果が出てしまいます。食べませんからね。
断食のメリット・デメリット
このように断食にはすぐ結果が出るメリットがあります。
ですが、デメリットもあるので一般的にはオススメされるものではありません。
なぜ「断食が良い」と言われてるのかというと、本を売りたい人や、その本を宣伝してお金を稼ぎたい人が居るからです。
しかも断食は手軽で、すぐ効果が出るので誰でも実感できて、口コミで広がってしまっているのです。
ですが、断食のリスクまではちゃんと広がってません。
メリット | デメリット |
|
|
このようにメリットとデメリットを比較すると、どうしてもデメリットが多くなるのが断食です。
もちろん16時間断食でも1日断食でも1食断食でも同じ。
ただ、断食の期間が短いほどリスクは低くなります。ですが、メリットも小さいです。
ですのでダイエット目的で断食をするのは間違いなのです。
詳しい断食のリスクや危険性は下記の記事でも書いてますので、1度ご覧ください。
>>短期集中で痩せるのは危険!? 食事制限とトレーニング方法に伴うリスクを徹底解説
16時間断食はダイエット法ではありません
16時間断食で肌ツヤが良くなった。胃腸の休憩になる。太らない。
そんな話がありますが、間違ってます。
- 肌の状態が良くなる→食習慣が改善しているだけ
- 胃腸を休ませる→胃腸に休憩は不要
- 16時間断食は、管理ミスで太ることもある
- オートファジーは、健康なら機能している
- これは生活習慣病の人が医師の管理の下でするもの
肌トラブルの改善は一時的なもの
16時間食事をしないこと。そして、断食明けの食事も注意すれば自然と肌トラブルに直結する、油っこい食事は避けられます。
このことで、肌の状態は一時的に改善。
ですが、断食ダイエットをやり過ぎたり、タンパク質の不足が続くと、肌は少しずつ悪くなってしまいます。
肌はタンパク質でできてますからね。
胃腸に休憩時間は必要ない
16時間断食を推す人は、腸を休ませるにも良いと言いますが、断食してまで休ませる必要はありません。
確かに、仕事のやらせすぎは内臓が疲れてしまいます。
ですが、負担を減らす食事の方法は、いくらでもありますよ。
- よく噛む
- 食べ過ぎない
- 消化に良いものを食べる
リスクある断食までしなくても、工夫すれば胃腸に優しい食事方法はあります。
16時間断食ダイエットは失敗することもある
16時間断食は16時間なにも食べないだけで、あとは何も気にしなくて良い。このように書かれてます。
ですが、これが罠です。
1日2食に減っても、1食に食べる量が1.5倍以上になれば、断食している意味がありません。
特に断食でダイエットをしようと思っている人にとっては。
だから16時間断食はダイエット法ではないし、食事管理もちゃんとしないと太るのです。
オートファジー機能は、健康な人なら働いている
16時間断食が良いと言っているインフルエンサーは「オートファジー機能」いわゆる若返り機能を絶賛してますが、健康な人であればこの機能は何もしなくても働いていて、1日約200g古くなったタンパク質を再合成してます。
生活習慣病になると、この機能が低下してしまいます。
- 断食をしなくてもオートファジー機能は働いている
- 多くの医者は断食は危険だと言っている
- そもそも断食にはデメリットが多い
これでも断食をしますか?
ほんの短期間なら危険性は低いですが、実際に16時間断食をしばらく続けた人は胆のう炎になり、手術することに。
断食で体の中までキレイになるつもりが、お腹にキズが残ることになるとは思わなかったでしょうね。
ですのでダイエットは断食に頼らず、王道な運動と食事管理でコツコツと絞りましょう。
まとめ・ダイエットは断食ではなく運動で
- 激しい運動をしても効果がでづらい
- ケガをしてしまうリスクが高い
- 体のダメージが大きすぎる
以上の理由から、断食中の運動は軽い有酸素運動でOKです。
そもそも断食ダイエットは危険ですので、オススメはしません。
断食は何らかの治療目的や、病気による仕方のない方法ですので、普通は医師の指導のもとで行われます。
個人がダイエット目的に断食をするものではありません。
ダイエットは運動と食事管理。これ以外は邪道です。
詳しいやり方と解説は以下のリンク先記事をご覧ください。