【平尾誠二】ラグビー界のレジェンドを徹底解説

 

■平尾氏の名言

平尾氏の名言で印象のある言葉を抜粋していくつか紹介していきます。

平尾氏の名言は、自分の人生に活かしていける素晴らしい言葉の数々です。

名言を実践していくことで、今までの世界観が変わってくることがあります。

共感できる名言があったら、実践していきましょう。

 

①相手の話をきくことが重要

平尾氏が言っている通り、目の前にいる人が自分の話を真剣に聞いてくれていると実感したら、安心して本音を出せるのが人というものです。

平尾氏は相手の話を真剣にきくことで、相手の本質を知り、その人のありのままを受け止める力がとても強い人だったということがよくわかります。

 

②負けたら恥という監督がいたら、選手ではなく監督の恥

学生の時、監督やコーチが生徒にいっていたことを思い出します。この言葉の本当の意味は、生徒の恥ではなく監督の恥だと平尾氏の言葉を理解することができます。 

勝てないことを恥という言葉で変えたとしても、監督は生徒に勝たせるために何を積み上げてきたのかということです。この図式は、親子でも言い換えることができます。この名言は、生きていく上で大切なことを教わった思いです。

 

③局面を見極めなければ次はない

今起こっていることを自分の目で見極めて答えを導きだしていかない限り次はないというのは、とても耳の痛い名言です。この言葉は、自分を成長させていくことにおいては、とても大切な心のあり方になっていきますね。

 

④出来ない理由を考えたら、理由は山ほどある、本気になれるかだ

出来ない理由を考えるよりもやることがあると教えてくれている言葉です。やらない理由やできない理由は、いくらでも作ることができます。

 自分に自信がなかったり不安に思う要素が大きければ大きいほど、できない理由をさがしてやらないことを選択することができます。

 しかし、できない理由をさがすよりも、そのことにどれほどの意思をもって向き合っていけるかということを伝えてくれている素敵な言葉です。

 

⑤自己を生かすことがチームをいかすこと

自己をいかすことがチームをいかすことというのは、ラグビーだけでなく多くの分野で言えることです。自分を生かすことができないと、チームをいかすことなど本当の意味でなしえていないからです。

 

自分を生かすことができて、はじめてそれがチームの輪としてまわりはじめると感じます。平尾氏の数多くの名言を知っていくといつも人への洞察力がとても高いので、平尾氏が慕う人も多いのも納得がいきます。

 

⑥時間って命の一部なんです。

筆者の私にも『時間は命の使い方』という信念があります。こちらも、ある先生に教えてもらった言葉ですが、平尾氏も同じようなことを言っているのでこのような価値観を持ってる人はとても思いやりがあり温かいということを痛感しました。

 

⑦何かを伝えるには、相手の一挙手一投足に注意

これは、人との関係を築いていく上でとても大切です。他者だけでなく、自分にとって大切な人にもあてはまります。とても強くて温かい心でいつも人と向き合っている姿勢がわかる名言です。

 

⑧どんな正しいことを言っても、相手が実践しようと思わなければ意味はない

他人がいくら何をいっても、本人にやる気がなければ何も始まりません。平尾氏はそのことをよくわかっている人だったのですね。だから、人への接し方に本当の優しさがあることが色んな名言から伝わってきます。

 

■他界された後の軌跡

他界された後も、今ラグビーに懸命にとりくんでいるラガーマンたちの姿をみていると、平尾氏の残していったものは受け継がれている部分はたくさんあります。

その部分について、見ていきましょう。平尾氏のラグビーに向かう姿勢や情熱がとても強いことがにじみ出てくるのではないでしょうか?

 

■受け継がれた思い

 

状況判断能力いわゆる見極める力です。見極めていかなければ先には進まないことを平尾氏が教えてくれています。何より個性を大切にする精神はゆるぎないものがあります。

 

だから、各々で自分のプレイを磨きそれをチームで生かすという形は、平尾氏の心が受け継がれているといっても良いのではないでしょうか?

 

相手の話をよく聞き、スキンシップや表情などがあらゆることがコミュニケーションの手段になっていくと平尾氏は伝えています。相手の心を開かせるには、重要なポイントになっていくでしょう。

 

 

■平尾氏が与えた影響

 

最も印象深いのは、平尾氏がモデルとなっている『スクールウォーズ』というドラマが放送されたことです。

このドラマがきっかけとなり男女問わず、ラグビーというスポーツがあり、情熱的に誰もができるスポーツに出会うことになったからです。

 

このドラマは、先生の思いや生徒の思いなどが描かれています。

ラグビーに対する熱い思いは、テレビを見ている全国の人達がひきこまれラグビーを始めた人もいるでしょう。

 

平尾氏がモデルになっていた登場人物の姿勢から、たとえ足が動かなくなっても、走り続けようとする不屈の精神であったり、仲間を思いやる気持ちがひとつのプレイを生み出すそんな素敵なスポーツに筆者もラグビー魅力に魅了された一人です。

 

ドラマの中でも、ボールに対する大切さを後輩に的確に教えるシーンも平尾氏のラグビーの思いを表現しているといえるでしょう。

 

 

■まとめ

 

平尾氏は、ラグビーを通して人生の歩み方を教えてくれた人でもあると感じます。

平尾氏は、個をまずいかすことに重点をおきながら、人をよくみているので平尾氏から言われる一言でモチベーションがあがったり、

自分をみてくれている存在がいるだけで励みになり多くのことに懸命になることができます。

 

平尾氏は、多くの後輩たちにあらゆるパワーを届けてくれた人だと痛感します。

53歳という若さで亡くなってしまいましたが、平尾氏の残してくれた言葉を励みに今を生きている私たち個々にできることがあるのではないでしょうか?

 

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