ラグビーのタックルにはどのような種類やルールが存在するの?

リアタックル

リアは、日本語に訳すと後ろという意味です。相手の後ろから飛びついて相手の動きを阻止するというタックルのことをいいます。
相手を阻止するには、相手の足の動きをストップさせることにあるので、足に手が届き倒すことができれば試合の流れそのものを阻止することができるのです。
タックルに関するルール
タックルのルールにおいて禁止になっているタックルには、似たような共通点があります。その共通点を2つ紹介していきます。
今後、試合を見る時に選手が相手の身体のどの部分にタックルをしているのかを見ていくとラグビーの試合展開が面白くなるので、ぜひ参考にしてみて下さい。
アーリータックルとレイトタックルにみる共通点①
アーリータックルとレイトタックルの共通点は、相手がボールを手にしていないにも関わらず禁止されているタックルプレイです。
アーリータックルは、ボールを持つ前のタイミングでタックルをした違反プレイになるのです。
レイトタックルは、ボールを放した後に相手にタックルをしてしまうと違反になります。ボールを持っていない選手にタックルをするのは、危険な行為なのでルールを破らず試合に立ち向かっている選手ばかりです。

ハイタックルやスティファームタックルに見る共通点②

ハイタックルやスティファームタックルは、胸より上を狙うタックルです。ハイタックルは肩から上部へのタックル、スティファームタックルは、相手の首をめがけて倒すプレイです。
この2つのプレイは、頭を打ったり命の危険にかかわることにつながっていくため、胸より上へのタックルは禁止されているのです。地面と人の身体の部位の位置によって危険度は上がっていきます。

身体のとの部分を狙っていくかにおいて、ケガのリスクが大きくなる理由につながるので、ラガーマンはしっかりとルールを守ってプレイすることを心がけています。
ラグビーの試合を見る時には、選手は足を狙ってタックルをしている光景を目にすることが多いでしょう。選手のプレイを観察しながら観戦する楽しみを味わえるので参考にしてみてください。

まとめ

タックルには、真正面・サイド(横)・後ろとさまざまな種類があります。しかし、全力疾走で向かっていく相手に、体当たりでぶつかっていくのがタックルなので、勇気がとても必要になってくるプレイです。それでも、自分とたたかいながら挑んでいく選手の姿をみることで心をゆさぶられるのです。
タックルのプレイにも危険を回避するルールもあるので、そのルールを守って選手たちがプレイするからこそ、大きな危険をはらむような試合展開にならないのが常でしょう。
ルールを守りながら試合展開が進行できるということは、頭も使ってプレイしているので頭脳プレイが光っている選手が多いということも知ることができるのです。
ラグビーは、ノーサイド精神があるからこそ試合中にエキサイトしたとしても、ルールを守れる冷静な気持ちを忘れないのではないでしょうか?
今後ラグビーにある精神が、スポーツだけでなく人としてひとまわりもふたまわりも成長できる学べるものになっていくことでしょう。

最新情報をチェックしよう!